便秘には旅行など環境が変わったときに起こる神経性便秘や、便意を我慢しすぎる習慣性便秘などがあります。

体内に長い間溜まった便から生じた毒素が大腸を通し血液中に吸収され体の様々な箇所に悪い影響を与えます。

当然腰部にも影響し腰痛を引き起こす原因にもなります。

また、腹筋の衰えによる内臓下垂やねじれ腸によっても便が詰まる原因となります。

腹部を緩め大腸の蠕動運動を助けると共に、骨盤を中心に仙腸関節をゆるめ、仙骨周辺の神経にも刺激を与えます。

下垂やねじれ腸も腹部をゆるめ血行を促し、正常な位置に近づけることで大腸が働きだし、スムーズな排便が可能となります。

ここでは伝染病や食中毒による下痢は除かせていただきます。

小腸では消化吸収が行われますが、この過程がうまく機能しないと十分な消化吸収ができず水っぽい便になります。

腸の機能が弱っているのが直接的な原因ですが、慢性の下痢はストレスによって起こりやすく背中のコリやおなかの張りが見られます。

このような方は同時に背中の筋肉が緊張しており、精神的にも緊張していると考えられます。

腹部を緩め自律神経を刺激し、腸の機能の回復をはかります。

脊椎の歪みも考えられるため、脊椎矯正も同時に行います。

背中のコリを取ることにより、ストレスや精神的な緊張から解放され、腸の働きも良くなり自己治癒力により自然と回復していきます。